1月3日にモスクワ地下鉄は、ロシア労働省が定めた法令の変更を受け
およそ40年ぶりに女性の運転手を雇用したことを明らかにしました。
ロシアでは女性が就くことのできない、男性のみが就くことのできる職業が存在し
地下鉄の運転手も「長時間地下にいることが危険」との理由からその職業の一つとされてきました。
ただ、モスクワ地下鉄の中でも掃除をする人、切符売り場の人、エスカレーターのモニターをチェック
する人には女性も多く、運転手だけ正当な理由もないのに排除されてきたことが疑問視されていました。
そして自動運転化など技術の進歩と、安全性が飛躍的に向上していることも大きな要因となり
地下鉄の運転手は2021年に発効される「ロシアの女性に禁止されている職業のリスト」から外れることになりました。
それ以外にこのリストから外された職業として、トラクターやダンプの運転手(ブルドーザーなど建設機器を除く)、船員、列車の運転手などがあります。
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