モスクワのイルミネーション

12月中旬からモスクワの公園と通りはクリスマスのイルミネーションでぴかぴか光っている。36の都市部は、ロシアのおとぎ話のスタイルで飾られていた。
「赤の広場」ではニューイヤーライトとクリスマスツリーで飾られた大きなスケートリンクができあがっていた。その隣に、150ルーブルで美味しい「メドヴーハ」(«медовуха»)という蜂蜜のアルコール飲料を飲めるし、お土産も買えるロシアフェアをやっている。
また、マネージュ広場には巨大なLEDクリスマスボールの形をとっている東屋を設置した。そのボールは9.5メートルの高さに達して世界で一番大きいクリスマスボールとなった。少し歩くと、「ドワーフの都市」というフェアがある。白雪姫を見つけるかもしれない。
「ソコルニキ」(«Сокольники»)という公園の主な装飾は路地にカラフルなリングから成り立っている「虹の空」がある。公園の噴水広場で高いクリスマスツリーとLEDのトナカイぞりのフィギュアが設定された。その周りで、「ロボヨルカ」(«Робоёлка»)という面白い形のLED雪だるまなどを見つけることがでる。
トヴェルスコイ通りでは「モロズコ」(«Морозко»)というロシアのお伽噺な雰囲気が再現された。そこにある「妖精の森」でLED動物フィギュアに加えて、本物のロシアの鶏、ヤギ、キジなどを見ることができる。揺らぎときらめきの照明で飾られた木のために、冬の幻想的な雪降る街の錯覚を起こさせる。道の反対側に、雪の女王のキャッスルみたいに飾られた「プーシキン」というモスクワで最も有名なレストランの一つがある。そこでは、本格的なロシア料理の味を楽しむことができる。地元のピロシキは特にお勧めだ!