サンクトペテルブルク、下町センナヤ広場

サンクトペテルブルクの下町でモスコフスキー・プロスペクト通りとサドーヴァヤ通りの交差する、川と運河に囲まれた場所にあります。
センナヤという名称は18世紀末に干し草(SENO)を売られていたことからつけられました。19世紀ごろに建てられた建物が多い。この地域は昔は貧民街で治安も悪く、その様子はドストエフスキーやクレストーフスキー、ネクラーソフらの作品に描写されています。ここには「罪と罰」の主人公であるラスコーリニコフのアパートもあります。
現在は地下鉄(センナヤ広場駅、サドーヴァヤ駅)、トランバイ、バスの線が交差し、いつも人通りが多い場所になっています。