一風変わった見た目ですが、無添加で長期保存が可能、ビタミンCがたっぷり詰まったロシアの伝統菓子「レヴァシ」。
誰がいつ考案したのか、また名前の由来もわかっていませんが、17世紀にはすでに存在し、ロマノフ王朝全盛期の女帝エカテリーナ2世が愛したお菓子として知られています。
作り方はいたってシンプルで、お好みのベリーまたはリンゴをオーブンで焼き、それを裏ごしして水と砂糖を加え、60℃のオーブンで1日かけて焼きます。
焼きあがったレヴァシは紙状のゼリーのような感じで、帯状に切ってくるくる巻いて形を整えます。
今ではロシアの街中でも洗練されたヨーロッパ風のお菓子が多く見られるようになりましたが、紅茶のお供に、ロシア人は今でも素朴で甘酸っぱいレヴァシが大好きです。

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