8月5日、ロシアの5人のスイマーがバイカル湖を18時間かけて横断することに成功しました。
夏にも関わらずバイカル湖の水温は9℃と大変低いため、5人は30分ごとに交代して55㎞の距離を泳ぎ切りました。
今回のチャレンジは「For Clean Baikal」と呼ばれ、バイカル湖が直面している脅威に関して世間に目を向けてもらうために行われました。
バイカル湖はロシア南東部、モンゴルとの国境に近いイルクーツクのそばにある世界最大の淡水湖で
世界野生生物基金(WWF)によると、世界の新鮮な地表水の約20%が含まれ、2,000の動植物種が生息しているということですが
近年の観光ブーム、周辺の荒野での森林火災、産業汚染などによりその生態系が脅かされています。