ウラジーミル・シクリャーロフは1985年2月9日、レニングラード(現サンクトペテルブルク)生まれの34歳、2003年にバレエ学校の名門ワガノワバレエアカデミーを卒業し、ロシアバレエの最高峰マリインスキーバレエ団に入団。2019年にモスクワの国際バレエコンクールで優勝し、2011年にマリインスキーバレエ団のプリンシパル(主役を踊るダンサー)になりました。
ダンサーとして決して大きくはありませんが、生まれながらにして王子様のような風貌を備え、世界中にファンを多く抱えています。しかしシクリャーロフはそのルックスだけではなく、高い技術力や豊かな表現力を備え、また「ロミオとジュリエット」のロミオ役では、ロミオになりきるため2日間は役から抜け出せないというエピソードがあるほど役にのめりこみ、全身全霊をかけて踊る姿に人々は魅了されるのでしょう。
シクリャーロフは今年8月に来日し、札幌でマリインスキーバレエ団のセカンドソリストであり妻であるマリア・シリンキーナと「ロミオとジュリエット」を披露しました。

マリインスキー劇場での「くるみ割り人形」バレエ鑑賞付きのツアー
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