古都スーズダリはモスクワから東へ約200km。
ロシアの平原の中に現れる中世の雰囲気を残した田舎町。
かつてこの地方の首都として栄えた町には、11世紀に建設されたクレムリンや13世紀創建の修道院があります。
多くの修道院や教会がある町中は、ゆっくりと散歩するのにぴったり。
世界遺産にも登録されているスーズダリの夕暮れ時を、ほんのちょっとご紹介します。

スパソ・エフフィミエフ修道院のスパソ・プレオブラジェンスキー聖堂と鐘楼

修道院にはデカブリストの乱に関わった人物が収監されていました。

まるでお城のような教会の外壁

外壁沿いに未舗装の坂を下ると、カメンカ川に架かる橋を渡れます。

目の前には美しい田園風景が広がります。

ポクロフスキー修道院

夕陽を浴びるアレクサンドロフスキー修道院

夕闇が迫る木造建築博物館

クレムリンから見た夕景

ス―ズダリ・クレムリン

木造建築博物館の近くには自家製の蜂蜜酒をカップで販売してくれる売店もあります。
あま~い蜂蜜酒を片手に夕焼けを眺めるのはとても心地よいですよ。

モスクワから日帰りもできますが、往復10時間以上かかってしまいます。
せっかくですので、古都に宿泊してみてはいかがでしょうか?

◎町の南端にある4つ星ホテル『プシカルスカヤ・スラバダー』

敷地内にはログハウス・コテージ風の宿泊棟が建ち並びます。

客室内も古民家風で木のぬくもりが感じられる作りです。

◎町の中心タルゴーヴァヤ広場に面した3つ星ホテル『ソコル』

“屋根裏”の客室は天井も斜め。内装がかわいらしいです。

バスルームにも装飾タイルが使われていて、オシャレになっています。