『クリスマスへの旅』第四弾は地下鉄マヤコフスカヤ駅から出発です。
マヤコフスカヤからプーシキンスカヤへと、それぞれ詩人の名前がついた地下鉄駅前を散歩し、華やかなマネージュ広場を通ります。
そして、2017年オープンのザリャジエ公園で、今回の『クリスマスへの旅』はフィナーレを迎えます。

 

マヤコフスカヤ駅前

マヤコフスカヤ駅周辺は、チャイコフスキーコンサートホール、サチリ劇場、モソヴェート劇場、ブルガーコフの家博物館劇場など、徒歩5分圏内に沢山の劇場があるところです。
毎年駅前には大きなツリーが飾られ、マヤコフスキー像がある広場にはクリスマス屋台が出ます。
この広場の大きなぶらんこは、冬でも大人気。
大人も子供も順番待ちしています。

チャイコフスキーコンサートホール前の広場に、クリスマスマーケットが出ていました。

後ろには大きなクリスマスツリー。可愛らしいクッキーやケーキを選ぶ人達も楽しそうです。

木もイルミネーションでキラキラに。枝に隠れて少しだけ見えるのは、ソ連時代の詩人マヤコフスキーの銅像です。

 

プーシキンスカヤ駅周辺

いつも詩人プーシキンに見守られているこの広場。
長い並木道にイルミネーションのトンネルが設置され、ものすごく賑わっていました。
写真好きのロシア人にはキラキラの光が大人気で、皆ポーズを決めて写真に夢中。
誰もが女優かモデルの様なポーズを決めるのがロシア流なので、その撮影姿を見るのも新しいロシアの楽しみ方です。

プーシキン広場向かいのプーシキンスクエアに現れた門。この奥にスケートリンク劇場が特設され、くるみ割り人形などが演じられていました。

プーシキン広場のイルミネーションをバックにしたプーシキン像。いつもよりカッコいいです。

プーシキンスクエアに設置された、イルミネーションのトンネル。並木道がとっても華やかに。

トンネルの中には沢山の人が詰めかけ、写真大好きロシア人は撮影に夢中!

 

マネージュ広場

赤の広場に通じるマネージュ広場。
これでもかと言う位のクリスマスツリーがデコレーションされ、とても華やかです。
今年は仮面がデコレーションされていて、ちょっと怪しげで大人っぽい雰囲気ですね。

クレムリンの塔と仮面のオーナメントが飾られたツリーがマッチしています。

美味しそうな香りにつられて行くと、お祭りに欠かせない、シャシリク(串焼き肉のバーベキュー)でした。

人でいっぱいの会場。小さなメリーゴーラウンドも特設されていました。

 

ザリャジエ公園周辺

ザリャジエ公園は、タイム誌から『世界最高の名所のひとつ』とお墨付きをもらった新しい公園です。
劇場やレストラン、名物の遊歩道など、見どころたくさん。
モスクワ川を渡る、ボリショイ・モスクヴォレツキー橋の街灯もクリスマス仕様でとてもきれいでした。

クリスマスツリー越しに見えるワシリー聖堂。フェスティバルと対照的にひっそりとした佇まいですが、それもまたシックで素敵。

 

4回に渡ってお伝えしたクリスマスイベント『クリスマスへの旅』。
いかがだったでしょうか。
ロシアの冬は寒いですが、そんなことは問題ではないくらい美しくて楽しい季節です。
是非、この季節にモスクワを体験してみてはいかがですか?
絶対に気に入ると思いますよ。