シべリア風水餃子「ぺリメニ」

サンクトペテルブルクのレストランで注文した「ぺリメニ」。これは分りやすく申し上げますと「シベリア風水餃子」です。シベリア風とは言っても現在はロシア全土で食べられており、ロシア人の日常の食卓ではかなりポピュラーなもので、ロシアの子どもたちの大好物の一つのメニューです。
いわゆる餃子がロシアに入ったのはモンゴル経由とのことで、元々はモンゴル風水餃子、ということになります。餃子文化は広くとらえるとユーラシア大陸全般に分布しており、中央アジアの「マンティ」、ジョージアの「ヒンカリ」などもその仲間と言えるでしょう。(といっても、これらは「小龍包」に近いのですが。)ポーランドにもぺリメニそっくりのものがありますよ。
ロシアでは水餃子は餃子のたれでは無く、スメタナ(サワークリーム)で食べます。このサワークリームに塩を混ぜて食べると結構いけます。一度試してみてください。

シべリア風水餃子「ぺリメニ」

シべリア風水餃子「ぺリメニ」。スメタナ(サワークリーム)で食べるのがロシアの定番です。