サンクトペテルブルク、冬の小運河はネヴァ川クルーズでコースに組み込まれる運河です。上の写真の左側の緑の建物はエルミタージュ劇場です。

この運河はロシア語で、ジームニャヤ・カナーフカといい、エルミタージュ美術館の横にあるサンクトペテルブルクで一番小さな運河です。チャイコフスキーはオペラ「スペードの女王」で絶望したリーザがこの運河の橋で身を投げたという設定になっています。当初、ここは恋人達がデートに落ち合うロマンチックな場所として知られていましたが、1869年10月12日ユリヤ・ペトロワという女性が橋から身を投げて自殺した事件がおこりました。その後、この運河に女性の幽霊が現れるようになりました。チャイコフスキーはこの事件をヒントにしました。

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