サマルカンドの紙すき工房

コニギルメロス紙すき工房はサマルカンドの中心地から車で約15分位のところにあります。ここは古くて新しい場所です。紙すきの技術は8世紀にタラス河畔の戦いで敗れた唐軍の捕虜からその技術が伝えられ、サマルカンドはこの地域最大の紙の生産地となりました。
その後、長い歴史の中で紙すきの技術はすたれてしまいましたが、1998年にサマルカンドペーパーの再興のためにコニギルメロス紙すき工房が建てられました。観光客はここで紙すきの現場や、出来上がった製品を直接見ることができます。
日本で和紙の製法を見学したことがある人はその製法が非常に似ていることにびっくりすると思います。ここで東西の歴史がどのように伝播していったのかを見学することは有意義なことでしょう。

秋のウズベキスタン旅行について詳しく知りたい人はこちらをクリック!!

コニギルメロスの紙製品

コニギルメロスの紙製品。さすがに製品は現代のニーズを反映しています。