中世の雰囲気がいっぱいのリーガ旧市街
バルト3国の1つ、ラトヴィアの首都・リーガ。ソ連時代はリガと呼ばれていた街なのですが、バルト3国(エストニア・ラトヴィア・リトアニア)の首都の中で一番大きい街です。13世紀にハンザ同盟の一都市として繁栄し、ドイツ風の街並みが楽しめる場所です。建築の博物館、といっても良い街で、ゴシック、ロマネスク、古典主義、アールヌーボー、アールデコ、モダニズム建築が混在するとても美しい街です。
あちこちにヨーロッパ風の看板が!
リーガ旧市街はゆっくり歩きましょう。昔、アニメなどで見たヨーロッパの古い町並みが残っています。絵に描いたようなパンやさん、それに、本当に素晴らしいのはいろいろな店先にかかっている、おとぎの国に来たような錯覚に陥る看板の数々。素晴らしいデザインで旅人を魅了します。日本ではテーマパークのようなものでしか見られない風景が、実際に日常生活の中で登場する体験は不思議なものですよ。
雑貨買い、楽しいですよ!
バルトのお土産はいろいろありますが、特に女性に人気があるのがバルトの雑貨。リネンなどの布製品が人気です。布の人形などもありますよ。旧市街の中にマーケットが出ていて、そこでいろいろ選べます。
雑貨以外であればライマというメーカーのチョコレート。このチョコレートはヨーロッパでも人気で、輸出までされています。このチョコレートは旧市街よりも新市街に専門のアウトレットなどがあります。そこでいろいろな種類のものが買えますよ。
ラトヴィア料理にびっくり!
リーガの旧市街にはレストランやカフェも沢山あります。ドイツ料理の伝統を受け継いだラトヴィア料理は、その地理的な条件からスラヴ文化圏の影響も受け、ロシア料理にもあるようなソランカスープ、キャペツスープ、ブリン、ペルメニなどが混在するのが特徴です。また、ソ連時代にカフカス料理や中央アジア料理が入り、食生活は非常にヴァリエーションに冨み、豊かです。地場の人は、ラトヴィア伝統料理の基本は融合にあると言っています。また、農業国のラトヴィアは、地産の安全な食材を使用した料理で、健康食と言えます。
バルト三国は最近人気が出てきています。5月以降はバルトも旅行シーズン。是非バルトの旅行を検討してみてください。