私のおすすめ、モスクワのレストラン
世界のどこの国でも伝統的な料理がある。皆さんにモスクワの有名なロシアの伝統的な料理のレストランとカフェをご紹介します。
@ 過去にタイムスリップして、ルーシの貴族の気分になってみませんか?「キテジ・グラド」(«Китежъ-град»)というレストランを訪ねてください。ハンドメイドの木造家具、亜麻の服を着ているウエーター、静かな音楽など、17世紀を復元したレストランです。ボルシチ、ソリャンカ (濃厚な辛い魚・肉スープ)、筋子やキャビアの付いたブリヌイなど、伝統的なロシア料理と肉や魚の料理、「古代スラブ風牛肉」、食用熊肉の焼いた食物などの珍味も楽しめる。
ペツロフカ通り23/10 (ул. Петровка, 23/10) チェーホフスキャ駅から東へ約300m
平均予算  1500-2500ルーブル(47千円)
A ロシア皇帝の雰囲気を感じさせるもう一つの店がある。モスクワの中心、赤の広場の壁の歴史的建造物であるキタイ・ゴロド壁の古い塔の中にある「スタラヤ・バシニャ」というレストラン («Старая башня»)。レストランの中の装飾が古い時代の雰囲気を感じさせる。かしの木で作られた机や鎧戸、松明の形の燭台、古代ロシアの歴史の主題が描かれた絵は、実に強い印象を与える。 様々な具のピロシキ、ボルシチ、ブリヌイ、お手製のカツレツなどの料理があるが、このレストランで一番有名な料理はペリメニである。8種類ものペルメニを味わえる。
51、テアトラリナヤ広場
 (Театральная площадь, 5, строение 1)
平均予算 ~1500-2500ルーブル
ボリショイ劇場前、チアトラリナヤ駅より南へ約100m
B ロシアにとって、1819世紀はとても顕著な時代である。ロシア貴族の、さらにロシアののんきな暮らしやの有名な作家ゴンチャロフの小説の主人公やロシアの詩人にちなんで命名された「オブロモフ」(«Обломов») や「プーシキン」(«Пушкин») という二つのレストランを訪ねてください。この二つのレストランは文化の遺産と言うことができる、昔の家族が住んでいた屋敷の中にある。「オブロモフ」では「オブロモフ」、「シトリツ」と言う部屋で、「プーシキン」では「薬局」、「書斎」と言った名の部屋で食事をすることができる。料理は様々な肉や魚の珍味、ロシアのペチカで作られたおかゆやスープなどの伝統料理を食べることができる。サービスはすばらしく、細かいところまでよく準備されている。例えば、「プーシキン」でのウエーターは19世紀のロシア人の話し方で話す。
「オブロモフ」
5 ペルウィイ・モニェツチコフスキイ横町 ドブルイニンスカヤ駅から北へ約500m
 (1-й Монетчиковский переулок, 5)
平均予算 ~3000ルーブル
「プーシキン」
26Aツベルスコイ・ブリバル  トヴェルスカヤ駅から南へ約100m
 (Тверской бульвар, 26А)
平均予算 ~25004000ルーブル
C20世紀の初めの暖かい家庭の雰囲気を味わえる「ダーチャ・ナ・ポクローフケ」(«Дача на Покровке») や「クバルチラ44(«Квартира 44») というレストランもおすすめです。「ダーチャ・ナ・ポクローフケ」は1920世紀のスタイルの私邸で、「クバルチラ44」は19601970年代のソビエトのアパートスタイルのレストランである。廊下、部屋、台所、旧式の木造家具セット、本棚、壁に掛けられているソビエトポスター、シェード、ピアノの音など家庭の雰囲気をかもし出している。料理は、ボルシチ、伝統的なサラダやデザートなどを食べることができます。
「ダーチャ・ナ・ポクローフケ」
16184 ポクローフスキイ・ブリバル(ポヅコロコリニチェスキイ横町からの出口)
 (Покровский бульвар 16-18, строение 4, вход с Подколокольного переулка)
 
平均予算 ~5001500ルーブル  クルスカヤ駅から南西へ約1km
「クバルチラ44
22/2 ボリシャヤ・ニキツカヤ街
 (ул. Большая Никитская, 22/2) アホートヌイリャット駅から西へ約1km
平均予算 ~5001500ルーブル
クバルチーラ44                                   
D おいしく、食べごたえのある食事をしたい方向けには、「ムー・ムー」(«Му-му»)、「テレモーク」(«Теремок»)、「ヨールキ・パールキ」(«Елки-палки») というカフェを訪ねてください。これらのカフェの特徴はおいしい料理、高くない値段、好意的な接客、さらに、伝統的なロシアの雰囲気である。高級さを求めない人のために赤の広場の前の「グム・デパート 」の3階にある「スタローバヤ57(«Столовая 57») というカフェもある。壁に掛けられているソビエトポスター、食器、テーブル・クロス、全部がソビエトの郷愁的な雰囲気を保っている。料理は「おいしく、健康に良い料理についての本」により作られている。ロシア人にとって 子供頃から知られるザピカンカ(カッテージチーズで作られたオーブンで焼いた食べ物)、コンポート(特別なイチゴの飲み物)、様々なサラダ、ボルシチ、ペリメニ、ピロシキ、塩漬けなどの料理を「スタローバヤ57」で食べることができる。
3 赤の広場前、「グム・デパート」、3階 (Красная площадь, 3, Универмаг ГУМ, 3 этаж)
平均予算 500ルーブルまで
 レストラン「テレモーク」
ヨールキ・パルキ
https://www.google.co.jp/maps/vt/data=VLHX1wd2Cgu8wR6jwyh-km8JBWAkEzU4,xvNXDO_hExA7crr7rR3z7KhTfEDLHJxZPiuVhrKojt0yzI8tCeYb1xlH-mjx3hagLjYi3SrQvKg0gQPzks0-lKTBys1p5nSOkcF6rvOzfCVC9OslqYfM90vgjOOG1uIYKgHqUmIJeg
                                   スタローバヤ57地図
スタローバヤ57
 お客さまがモスクワで好みのレストランやカフェを見つけて、素晴らしい旅行の一つとして、ロシアの伝統料理が好きになることを期待しています。どうぞ、いらっしゃって、めしあがってください!
2014年2月10日 クセニア